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我を通す

 九月も中旬を過ぎると朝夕の空気が涼しくなってきました。職場まで歩いて行っているので、汗だくになることもなくなり、ホッとしています。
 その職場ですが、以前にもお話ししたことがありますが、週の前半は大阪で介護の仕事をしております。介護に限ったことではないのかもしれませんが、離職率が高く人の出入りが多いです。私が勤めているところも同様で、この六月に入ってきた方ですが、他の施設での経験があり資格も介護福祉士の資格の他にケアマネージャーも取っているということでした。「利用者さんに喜んでもらいたい」という思いの強い方でした。
 そんな思いを持ちながら業務に携わっていたのですが、勤めだして一、二週目に何を思ってか「業務の改革が必要だ」と言い始め、いろいろな不満を話しやすい人に言っていました。ちなみに、私も不満を持っていると思われていたようでした。
 私にはあまり話しをしてきませんでしたが、別の職員の方にいろいろと話していたようで、自分の考えややり方を押し通したい思いが強かったようでした。相談を受けた人も自分のやり方を通すのは難しく、もしそうするなら辞めて他でやるしかないのではないかと話されていたようでした。その状態が何度も繰り返され、相談を受けた人も堪り兼ねたのかキレてしまい、結果新しく入った人は二ヶ月で退職となってしまいました。
 仕事に限ったことではないと思いますが、アイデアや新しい方法など必要に応じて取り入れることも大切だと思いますが、それが単に自分の「我」を押し通そうとすると摩擦が生じ、被害者・加害者のような関係が生まれるように思いまし、考えが固執してしまうと自分の人生も狭めてしまうように思えます。
 私も気付かないうちに自分の「我」を通そうとすることがあったので、意識を狭めることなく広がっていけるようにしていきたいと思います。

 

(Yさん・男性)

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