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あそぶ

 夏になると外で元氣に遊びたくなる。子供の頃に夏休みで遊んでいた経験からなのか、何故か無性に遊びたくなる。さすがに社会人になってから夏休みはなくなったが、何もしないで夏が終わってしまうとどこか損をした気分になってしまう。社会人になってからは、仕事や家庭のことで、趣味や遊びに時間を割くことが減って休日はゆっくりしたい人もいるだろう。大人になってもエネルギッシュで、仕事も遊びも精一杯活動している人もいる。

 人によっては本を読んだり、温泉に入ったりしてゆっくりと過ごすことが大好きな人もいる。それは個性であって、優劣をつける必要もない。ある活動的でエネルギッシュな人を見たときに、羨ましいのか、尊敬するのか、気にならないのか、興味がないのかなど、反応は様々だ。それは必ず自分というフィルターを通して他人を見ているからであって、評価はバラバラになる。評価とは、その人の物差しで相手を見ているだけであって、相手の人の本質ではない。ある人の前では素直になる人であっても、他の人の前では同じように素直になれるかというとそうでもない。それは自分に対する評価も同じである。私はこんな人だからと長い間評価していたとして、それを親類や友人などに自分の評価を聞いてみたところ自分の評価と違うところがたくさん出てくるし、他人の方が自分のことを良く理解していることが多々ある。

 ある方が親類に「問題の中心には必ず○○ちゃんがいるよね」だとか、「また○○ちゃんが問題を大きくしてるね」などと言われると話をされていた。いつもそう言われていたから、本人も自分が問題を起こしているか、問題を大きくしているのだと嫌々ながらも認識されていた。ただ、それをどのように解決したらいいのかが分からなかった。

 取り敢えず反抗したり、口答えをしたくなる気持ちを抑えて、感謝する言葉を発するように意識されたそうです。そうすると、イライラする気持ちも自然と減っていき、周りの反応も変わっていったそうです。最近は「いつもにこやかになったね」だとか、「最近は楽しそうだね」といった今までと違った評価になってきたそうなのです。本人は具体的な解決方法は分からなかったのですが、相手に反抗や言い返すことにばかりに気をとられていた気持ちから感謝を伝えよう、感謝を言葉にして伝えたいという気持ちに変わったことで、無意識に行動が変わり周りへの対応も変わっていったようです。

 これは、面白いなと素直に思いました。実際に身近な方が変わり、その周りの方も変わる。いい遊びを教えてもらいました。自分の人生を通して身体を使い言葉が変わると、どうなるのか。社会人の遊びを、楽しみを教えてもらいました。

 

(Sさん・男性)

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